瞑想の本やサイトを読んでいて、分からない言葉に出会ったときのための用語集です。
100語を五十音順に並べ、それぞれ1〜3文で意味を述べ、詳しく書いた正本へ送ります。
仏教の瞑想の用語と、現代の研究で使われる用語を、同じ重さで扱っています。
- この用語集の使い方
- あ行
- か行
- さ行
- サマタ(止)
- サマーディ(三昧)
- 作務(さむ)
- 坐禅(ざぜん)
- 雑念(ざつねん)
- 三業(さんごう)
- 三密(さんみつ)
- 三密加持(さんみつかじ)
- 止観(しかん)
- 只管打坐(しかんたざ)
- 四十九日(しじゅうくにち)
- 死随念(しずいねん)
- 四禅(しぜん)
- 四念処(しねんじょ)
- 師資相承(ししそうじょう)
- 写経(しゃきょう)
- 釈尊(しゃくそん)
- 上座部仏教(じょうざぶぶっきょう)
- 声字実相(しょうじじっそう)
- 定(じょう)
- 慈悲の瞑想(メッタ)
- 自律神経(じりつしんけい)
- 真言(しんごん)
- 真言宗(しんごんしゅう)
- 随息観(ずいそくかん)
- 数息観(すそくかん)
- 禅定(ぜんじょう)
- 禅病(ぜんびょう)
- 即身成仏(そくしんじょうぶつ)
- 即身調律瞑想
- 即身仏(そくしんぶつ)
- 曹洞宗(そうとうしゅう)
- た行
- な行
- は行
- ま行
- や行
- ら行
- 英字
- 関連するページ
この用語集の使い方
- 語は五十音順です。英字の略語(MBCT・MBSR)は末尾に置きました。
- 読みが二通りある語は、このサイトで使っている読みを先に書いています。
- 定義は「このサイトではこう使っている」という範囲で書いています。学術的な厳密さより、瞑想を始めた人が迷わないことを優先しました。
- 密教の用語も、他の流派の用語も、どれかを上に置かず並べています。阿字観は数ある瞑想法の一つとして扱っています。
- 伝授に属する行法の次第(印の組み方の細部、真言の唱え方の作法など)は、この用語集にも書いていません。
あ行
阿字観(あじかん)
真言密教に伝わる観想の瞑想。梵字の「阿」を月輪の中に観じ、そこに本不生(すべてのものの根源が生じも滅しもしないこと)を観る。数ある瞑想法のうちの集中型・観想型の一つ。→ 阿字観のやり方と意味
阿字観本尊(あじかんほんぞん)
阿字観で用いる掛け軸。蓮華の上の月輪に梵字の「阿」が描かれている。これを前に置いて観想の対象とする。→ 阿字観のやり方と意味
阿闍梨(あじゃり)
密教で、伝法灌頂を受け、弟子を導く資格を持つ僧侶のこと。サンスクリットの「アーチャーリヤ(師)」の音写。→ 阿字観のやり方と意味
歩く瞑想(あるくめいそう)・経行(きんひん)
歩くという動作そのものに注意を置く瞑想。禅では坐禅の合間に行う歩行を経行と呼ぶ。足の裏の感覚や一歩の動きに気づき、気が散ったら足に戻る。→ 歩く瞑想のやり方
安那般那念(あんなぱんなねん)
パーリ語のアーナーパーナサティの音写。入る息と出る息に気づきを置く瞑想で、釈尊が説いた呼吸の瞑想の原型。数息観や呼吸瞑想の源流にあたる。→ 呼吸瞑想・数息観とは
印(いん)
瞑想や修法で組む手の形。ヨガではムドラーと呼ぶ。瞑想では姿勢の一部として手を安定させる役割がある。密教の印の次第は伝授に属する。→ 瞑想の手の形(印)の意味と組み方
ヴィパッサナー(観)
パーリ語で「分けて見る」「明らかに観る」の意。心身に起きていることを、そのまま観察する瞑想。サマタ(止)と対をなす仏教の瞑想の二本柱の一つ。→ ヴィパッサナー瞑想とは
ウパニシャッド
古代インドの哲学文献群。瞑想の起源をたどるとき、仏教以前のインドの思索と実践を伝える資料として参照される。→ 瞑想の歴史 — 釈尊から現代まで
回向(えこう)
自分の修行や善い行いの功徳を、他の人や亡くなった人に振り向けること。仏教の祈りの中心にある考え方。→ 瞑想と祈りの違い
か行
開眼・半眼・閉眼(かいがん・はんがん・へいがん)
瞑想中の目の扱い。開眼は目を開ける、半眼は薄く開けて視線を落とす、閉眼は閉じる。どれが正しいということはなく、行う瞑想と眠気の有無で選ぶ。→ 瞑想中は目を閉じるか開けるか
戒・定・慧(かい・じょう・え)
仏教の修行の三本柱。戒は生活を整えること、定は心を静め集中すること、慧は物事をありのままに見る智慧。瞑想は「定」にあたる。→ 瞑想とは何か — 全体像と四つの意味をやさしく解説
灰白質(かいはくしつ)
脳の神経細胞の本体が集まっている部分。瞑想の継続と灰白質の密度の変化を報告した研究がある。断定はできず、研究の質にはばらつきがある。→ 瞑想と脳 — 研究で分かったこと
還る道(かえるみち)
このサイトで使う言葉。積み上げていく人生の前半から、本来の自分へ還っていく人生の後半へという見方。瞑想をその道の実践として位置づける。→ 瞑想と後悔のない生き方 — 康照の瞑想観
加持(かじ)
密教で、仏の力と修行者の心が響き合うこと。「加」は仏の側から、「持」は修行者の側から。三密加持という形で使われる。→ 三密とは — 身口意を整える
月輪観(がちりんかん)
心を清らかな満月として観る密教の観想。阿字観と並ぶ観想の瞑想で、月輪が本来の心の清らかさ・円満さを表す。→ 月輪観とは
観想(かんそう)
心の中に対象を思い描き、そこに意味を観じる瞑想のこと。月輪観・阿字観のほか、浄土の経典にも観想の瞑想がある。誘導瞑想も広い意味では観想の一種。→ 密教の瞑想 — 阿字観を中心に
観法(かんぼう)
観想による瞑想の方法の総称。天台の止観、密教の月輪観・阿字観などを指して使う。→ 空海の瞑想 — 求聞持法から阿字観まで
棺桶瞑想®
このサイトの著者が考案した実践。死を見つめることで、いま生きていることを取り戻す。商標登録済み。→ 棺桶瞑想とは — 死を見つめて生を取り戻す
頑張るより、整える。
このサイトの瞑想観を表す言葉。成果を積み上げる構えから、体と心と暮らしを整える構えへ。即身調律瞑想の軸でもある。→ 即身調律瞑想とは — 頑張るより、整える
気づいて戻る
瞑想の中身を一言で表した言葉。注意が逸れたことに気づき、呼吸などの対象に戻る。この往復が瞑想であり、雑念が出ないことが瞑想ではない。→ 瞑想中に雑念が消えないとき
空(くう)
仏教の中心概念。すべてのものは固定した実体を持たず、縁によって成り立っているということ。般若心経の「五蘊皆空」の空。→ 般若心経と瞑想
空海(くうかい)
真言宗の開祖。唐で恵果から密教を受け、帰国後に三密や観法の体系を伝えた。『即身成仏義』『声字実相義』『般若心経秘鍵』などの著作がある。→ 空海の瞑想 — 求聞持法から阿字観まで
九相観(くそうかん)
死体が朽ちていく九つの段階を観じ、体の無常を観る仏教の瞑想。死を見つめる瞑想の古典的な形の一つ。→ 瞑想と死の受容 — 死を見つめることが生を取り戻す入口
求聞持法(ぐもんじほう)
虚空蔵求聞持法。虚空蔵菩薩の真言を一定の回数唱える密教の修法で、若き日の空海が修したと伝えられる。次第は伝授に属する。→ 空海の瞑想 — 求聞持法から阿字観まで
結跏趺坐(けっかふざ)
両足をそれぞれ反対の腿の上に乗せる座り方。安定するが、できなければ半跏坐でも椅子でもよい。→ 瞑想の正しい姿勢 — 椅子でも床でも
公案(こうあん)
臨済宗の禅で、師が弟子に与える問い。論理で解けない問いに全身で向き合うことで、思考の枠を破る。→ 坐禅と瞑想の違い
効果量(こうかりょう)
研究で、介入の効果の大きさを示す数値。瞑想の不安・抑うつ・痛みへの効果は「中程度」と報告されており、万能ではない。→ 瞑想の効果 — 科学が示したこと、示していないこと
五蘊皆空(ごうんかいくう)
般若心経の冒頭の句。体と心を構成する五つの要素(色・受・想・行・識)がすべて空であると観ること。瞑想の場面として読むことができる。→ 般若心経と瞑想
勤行(ごんぎょう)
僧侶や在家が日々行う読経・礼拝などのお勤め。体と声と心を使う点で、瞑想と重なる部分がある。→ 僧侶の一日と瞑想 — 勤行は瞑想か
さ行
サマタ(止)
心を一つの対象に留め、静める瞑想。呼吸・月輪・真言などを対象とする。ヴィパッサナー(観)と対をなす。このサイトの著者が毎日の実践の中心にしている瞑想。→ サマタ瞑想(止)とは
サマーディ(三昧)
心が一つの対象に深く集中し、安定した状態。ヨガでは八支則の最終段階、仏教では禅定とほぼ重なる言葉として使われる。→ ヨガの瞑想と仏教の瞑想
作務(さむ)
禅寺での掃除・炊事・畑仕事などの労働。動作に心を置いて行えば、動く瞑想になる。→ 動く瞑想(写経・読経・掃除・作務)
坐禅(ざぜん)
禅宗の瞑想。「座禅」でなく「坐禅」と書く。曹洞宗の只管打坐と臨済宗の公案禅が代表的。瞑想という広い言葉の中の一つの形。→ 坐禅と瞑想の違い
雑念(ざつねん)
瞑想中に浮かぶ考えや記憶。出るのが普通で、消そうとすると増える。このサイトでは「流す」ことを勧めている。→ 瞑想中に雑念が消えないとき
三業(さんごう)
体・言葉・心の三つの行い(身業・口業・意業)。密教ではこれを整えたものを三密と呼ぶ。→ 三密とは — 身口意を整える
三密(さんみつ)
密教で、体(印)・言葉(真言)・心(観想)の三つを同時に使うこと。密教の瞑想の構造を表す言葉。→ 三密とは — 身口意を整える
三密加持(さんみつかじ)
修行者の三密と仏の三密が響き合うこと。即身成仏の根拠として『即身成仏義』に説かれる。→ 即身成仏と瞑想
止観(しかん)
止(サマタ)と観(ヴィパッサナー)を合わせた言葉。天台宗では智顗の『摩訶止観』『天台小止観』が体系の中心。真言宗の観法も、名は違えど止と観の構造を持つ。→ 止観とは — 天台と真言
只管打坐(しかんたざ)
曹洞宗の坐禅の立場。「ただ坐る」。悟りを目的にせず、坐ることそのものを修行とする。→ 坐禅と瞑想の違い
四十九日(しじゅうくにち)
亡くなってから49日目の法要。仏教では死者が次の生へ向かう期間とされる。喪失の後の瞑想を考えるときの一つの区切り。→ 大切な人を亡くした後の瞑想
死随念(しずいねん)
パーリ語のマラナサティ。自分がいずれ死ぬことを念じる仏教の瞑想。死を見つめることで生を取り戻す実践の古典的な形。→ 瞑想と死の受容 — 死を見つめることが生を取り戻す入口
四禅(しぜん)
禅定の深まりを四つの段階で表したもの。初禅から第四禅へと、思考・喜び・楽が順に静まっていく。→ 禅定とは — 四禅の階梯
四念処(しねんじょ)
身・受・心・法の四つに気づきを置く仏教の瞑想の体系。『念処経』に説かれ、マインドフルネスの源流にあたる。→ マインドフルネス瞑想とは — 仏教との関係
師資相承(ししそうじょう)
師から弟子へ、修行と教えを直接に受け継ぐこと。仏教では資格よりもこの関係を重く見る。→ 仏教の瞑想 — 止観・禅・密教の違い
写経(しゃきょう)
経典を書き写すこと。一字一字に心を置けば、動く瞑想になる。字の上手下手は関係ない。→ 動く瞑想(写経・読経・掃除・作務)
釈尊(しゃくそん)
仏教の開祖、ゴータマ・ブッダの尊称。瞑想を止と観の二本立てにし、呼吸の瞑想や四念処を説いた。→ 瞑想の歴史 — 釈尊から現代まで
上座部仏教(じょうざぶぶっきょう)
スリランカ・タイ・ミャンマーなどに伝わる仏教。ヴィパッサナー瞑想の伝統を今に伝えている。→ ヴィパッサナー瞑想とは
声字実相(しょうじじっそう)
空海『声字実相義』の中心思想。声と文字は真実そのものを表すという考え。真言を唱えることが瞑想になる根拠。→ 真言と瞑想 — 唱えることの意味
定(じょう)
心が一つに定まり静まっていること。戒・定・慧の「定」。瞑想の仏教語にあたる。→ 瞑想とは何か — 全体像と四つの意味をやさしく解説
慈悲の瞑想(メッタ)
自分・親しい人・中立の人・苦手な人・すべての生き物の順に幸せを願う瞑想。『慈経』に源流がある。→ 慈悲の瞑想(メッタ)とは
自律神経(じりつしんけい)
体の働きを無意識に調整する神経。交感神経と副交感神経からなる。瞑想との関わりについて研究の報告があるが、断定はできない。→ 自律神経と瞑想
真言(しんごん)
密教で唱える聖なる言葉。サンスクリットのマントラ。意味を理解するより、声と心を一つに留めるために唱える。→ 真言と瞑想 — 唱えることの意味
真言宗(しんごんしゅう)
空海が開いた日本の密教の宗派。三密・即身成仏を教えの中心に置く。このサイトの著者が属する宗派だが、このサイトでは他の流派と同じ重さで扱う。→ 密教の瞑想 — 阿字観を中心に
随息観(ずいそくかん)
息を数えずに、ただ息の出入りについていく瞑想。数息観の次の段階として置かれることが多い。→ 呼吸瞑想・数息観とは
数息観(すそくかん)
息を一から十まで数え、また一に戻る瞑想。このサイトで最初に勧める呼吸の瞑想。→ 瞑想の呼吸法 — 数息観から始める
禅定(ぜんじょう)
心が静まり、一つに定まった状態。サンスクリットのディヤーナの音写「禅」と、訳語の「定」を合わせた語。四禅などの段階がある。→ 禅定とは — 四禅の階梯
禅病(ぜんびょう)
過度な修行によって起きる心身の不調。白隠が『夜船閑話』に自身の体験と対処を記した。脳が及ぼす反応であり、過度な瞑想をやめることが対処の基本。→ 瞑想の危険性 — 魔境・禅病とは何か
即身成仏(そくしんじょうぶつ)
この身のまま、この生涯で仏の境地に至ること。空海『即身成仏義』に説かれる真言密教の中心思想。死後の成仏ではない。→ 即身成仏と瞑想
即身調律瞑想
このサイトの著者の造語で、即身成仏と調律を合わせた言葉。身体・心・人生の三層を整える実践。「頑張るより、整える。」を軸とする。→ 即身調律瞑想とは — 頑張るより、整える
即身仏(そくしんぶつ)
厳しい修行の末に遺体がそのまま残された僧のこと。即身成仏とは別の言葉で、即身成仏は死後のことではなく、この身この生涯での仏の境地を指す。混同されやすい。→ 即身成仏と瞑想
曹洞宗(そうとうしゅう)
道元が伝えた禅宗の一派。只管打坐の坐禅を中心に置く。→ 坐禅と瞑想の違い
た行
大日経・金剛頂経(だいにちきょう・こんごうちょうきょう)
真言密教の根本となる二つの経典。胎蔵曼荼羅と金剛界曼荼羅のそれぞれの典拠。→ 密教の瞑想 — 阿字観を中心に
大日如来(だいにちにょらい)
密教の中心の仏。曼荼羅の中央に位置し、宇宙そのものの真理を表す。→ 曼荼羅と瞑想
大乗仏教(だいじょうぶっきょう)
自分の悟りと共に、すべての人の救いを目指す仏教の流れ。中国・日本に伝わった仏教の多くがこれに属し、瞑想の体系も多様に展開した。→ 瞑想の歴史 — 釈尊から現代まで
超越瞑想(TM)
マハリシ・マヘーシュ・ヨーギーが広めた、個人に与えられたマントラを心の中で繰り返す瞑想。集中型の瞑想の一つ。→ 超越瞑想(TM)とは
天台止観(てんだいしかん)
天台宗の瞑想の体系。智顗が『摩訶止観』『天台小止観』で止と観を段階的に整理した。→ 止観とは — 天台と真言
道元(どうげん)
曹洞宗の開祖。『正法眼蔵』『普勧坐禅儀』で只管打坐の坐禅を説いた。→ 坐禅と瞑想の違い
読経(どきょう)
経典を声に出して読むこと。声と息と心を一つにすれば、動く瞑想になる。→ 動く瞑想(写経・読経・掃除・作務)
な行
入我我入(にゅうががにゅう)
密教の観想で、仏が自分に入り、自分が仏に入ると観じること。月輪観・阿字観の構造を表す概念。次第の詳細は伝授に属する。→ 密教の瞑想 — 阿字観を中心に
念仏(ねんぶつ)
仏を念じ、その名を唱えること。浄土の教えの中心だが、心を一つに留める点で瞑想と重なる。→ 仏教の瞑想 — 止観・禅・密教の違い
念処経(ねんじょきょう)
パーリ語のサティパッターナ・スッタ。四念処の瞑想を説いた経典で、マインドフルネスの原典にあたる。→ マインドフルネス瞑想とは — 仏教との関係
は行
八支則(はっしそく)
パタンジャリ『ヨーガ・スートラ』が説くヨガの八つの段階。禁戒・勧戒・坐法・調気・制感・凝念・静慮・三昧。瞑想はその後半に位置する。→ 瞑想とヨガの違い
白隠(はくいん)
江戸時代の臨済宗の僧。過度な修行で禅病を患い、その回復法を『夜船閑話』に記した。瞑想の負の側面を伝える古典。→ 瞑想の危険性 — 魔境・禅病とは何か
半跏坐(はんかざ)
片方の足だけを反対の腿の上に乗せる座り方。結跏趺坐より負担が少ない。→ 瞑想の正しい姿勢 — 椅子でも床でも
般若心経(はんにゃしんぎょう)
空の教えを短くまとめた経典。冒頭は観自在菩薩が深い瞑想に入っている場面として読める。読経・写経の対象として広く親しまれている。→ 般若心経と瞑想
般若心経秘鍵(はんにゃしんぎょうひけん)
空海による般若心経の注釈書。この経を密教の観点で読み解いた。→ 般若心経と瞑想
引き寄せ瞑想法®
このサイトの著者が考案した瞑想法。商標登録済み。→ 引き寄せ瞑想法とは — 考案の経緯と原理
ボディスキャン
体の各部位に順に注意を向けていく瞑想。MBSRで用いられ、仰向けでも座ってもできる。仏教の身念処と重なる。→ ボディスキャン瞑想のやり方
法界定印(ほっかいじょういん)
坐禅で組む手の形。右手の上に左手を重ね、親指の先を軽く合わせる。禅・密教の双方で用いられる。→ 瞑想の手の形(印)の意味と組み方
本不生(ほんぷしょう)
すべてのものの根源は、もともと生じたものでも滅するものでもないという密教の思想。梵字の「阿」がこれを表し、阿字観の観想の中心となる。→ 阿字観のやり方と意味
梵字(ぼんじ)
サンスクリットを表す文字。密教では真言や種子(仏を表す一字)を梵字で書く。阿字観の「阿」も梵字。読めなくても瞑想はできる。→ 阿字観のやり方と意味
ま行
マインドフルネス
いまこの瞬間に、評価を加えずに注意を向けること。仏教のサティ(念)を源流とし、MBSRによって医療の現場に広まった。瞑想という広い言葉の中の一形態であり、態度でもある。→ 瞑想とマインドフルネスの違い
魔境(まきょう)
瞑想中に現れる幻覚・幻聴・特別な感覚などを、悟りや特別な体験と取り違えること。脳が及ぼす反応であり、意味づけをせず流す。→ 瞑想の危険性 — 魔境・禅病とは何か
曼荼羅(まんだら)
仏の世界を図にしたもの。密教では胎蔵曼荼羅と金剛界曼荼羅が中心。観想の地図として用いられる。→ 曼荼羅と瞑想
密教(みっきょう)
大乗仏教の中で、三密・曼荼羅・真言を用いて即身成仏を目指す流れ。日本では真言宗と天台宗に伝わる。このサイトでは仏教の瞑想の系統の一つとして扱う。→ 密教の瞑想 — 阿字観を中心に
無我(むが)
固定した変わらない「私」は存在しないという仏教の教え。ヨガの「真我」と対比される。自己肯定感の問題を考えるときの仏教側の視点。→ 瞑想と自己肯定感
無常(むじょう)
すべてのものは移り変わり、とどまらないという仏教の教え。死を見つめる瞑想の土台。→ 瞑想と死の受容 — 死を見つめることが生を取り戻す入口
瞑想(めいそう)
心を静める、一つに集中する、ありのままを観る、祈る、という四つの用法を含む広い言葉。仏教では戒・定・慧の「定」にあたる。→ 瞑想とは何か — 全体像と四つの意味をやさしく解説
メタ分析
複数の研究結果を統合して、全体としての効果を推定する研究手法。瞑想の効果について、Goyal らの2014年のメタ分析がよく引かれる。→ 瞑想の効果 — 科学が示したこと、示していないこと
や行
有害事象(ゆうがいじしょう)
介入にともなって生じた好ましくない出来事。瞑想にも不安の増強などの有害事象の報告があり、万能ではないことを示している。→ 瞑想の効果 — 科学が示したこと、示していないこと
誘導瞑想(ゆうどうめいそう)
声の案内に従って行う瞑想。ガイド瞑想とも。入口として役立つが、最終的には一人で座る瞑想へ移る道筋がある。→ 誘導瞑想(ガイド瞑想)とは
ヨガ
古代インドに起源を持つ心身の実践体系。古典では瞑想が最終段階だが、現代のヨガはポーズと呼吸が中心。仏教の瞑想と同じ土壌から生まれた。→ ヨガの瞑想と仏教の瞑想
ヨーガ・スートラ
パタンジャリがまとめたとされるヨガの根本経典。八支則を説く。→ ヨガの瞑想と仏教の瞑想
ら行
ラベリング
ヴィパッサナー瞑想で、起きていることに「考え」「痛み」などと短く名前をつける技法。必須ではなく、観察を助ける道具。→ ヴィパッサナー瞑想とは
臨済宗(りんざいしゅう)
栄西が伝えた禅宗の一派。公案を用いる坐禅が特徴。→ 坐禅と瞑想の違い
六大(ろくだい)
地・水・火・風・空・識の六つ。空海『即身成仏義』で、すべての存在を構成するものとして説かれる。→ 即身成仏と瞑想
六妙門(ろくみょうもん)
智顗が説いた呼吸の瞑想の六段階。数息・随息・止・観・還・浄。数息観から先の道筋を示す。→ 呼吸瞑想・数息観とは
英字
MBCT
マインドフルネス認知療法。うつ病の再発予防を目的に、Segal・Williams・Teasdale らが開発した8週間のプログラム。MBSRを土台とする。→ うつ状態と瞑想 — できること、医療に委ねること
MBSR
マインドフルネスストレス低減法。Kabat-Zinn が1979年に医療の現場で始めた8週間のプログラム。宗教色を抜いた瞑想が広まる起点となった。→ マインドフルネス瞑想とは — 仏教との関係


